1768年からの漆芸工房 世界とつながり新たなステージを広げる

漆や蒔絵などの装飾技術を1769年から現在に継ぎ、あらためて江戸明治大正昭和の時代の中で工房がどの様にしていたかを踏まえ、時代の変化に向き合おうとするドキュメント

またそれらを記録し、次世代に渡す為のステージの創出が目標

このサイト内の「うるしコラム」やページで漆や蒔絵また漆器産地の歴史に関係した事を紹介しながら、漆のWAZA表現は日本の工芸史千年の中で、どの様な存在価値を持っていたか、その漆装飾がなぜ今 世界や漆器以外の他の分野から注目されているのかを考えています。

「欧州と日本の工芸」
「漆産地の明治・大正・昭和の時代」
「漆芸は日本のものづくりの原点」
「琳派の時代の工芸」
「輪島と北前船」
「漆業約250年の小さな工房を紐解く」
「日本の製造と商いを海外と比較」
などをカテゴリに 色々と・・・・

日本だけではなく欧州などに出かけあらためて日本の手わざ工芸や漆装飾の可能性が見えてきた事などを書きとめている

蒔絵制作の現場写真と制作品

蒔絵を初めとする漆装飾技術は、室町の頃の漆芸品を見ると緻密で繊細な技術が高められていた。その頃からもうすでに千年経っているのだ。また歴史の中でその時々の文化や絵画表現にも影響を受け、名品が作り出されている。

だが、ここに来て今の時代ながらの漆装飾が作られているだろうか?その様な事をいつも考えている。もっと世界とつながり現代ながらの工芸装飾が生まれてもよいはずだ。